ネネ（ネコザメ）

『老若男女、愛されJAWS』
『愛嬌の良さはサメ界ナンバーワン』のネコザメ属。

綿津見町ミツタマ通りの猫耳メイドカフェ『Miagolare (ミャゴラーレ)』で働くシャークメイド。
まる顔・愛嬌の良さ・ぽっちゃり体形・強い顎が特徴。
特技はバイト経験の中で身につけた『ウクレレ即興演奏』『イタリア魚介料理』。

エビ・カニなどの甲殻類と貝類が好き。
特にサザエが大好物で、ついたあだ名が『サザエワリのネネ』。

出生は不明。
ヨーロッパの地中海、イタリア沿岸で暮らしていたが、同族がいないことにもの悲しさを覚え、気ままに仲間を探す旅に出かける。――が手違いにより空輸便で日本の宮崎へ直送された。

移動資金はなく、あるのは愛用のウクレレ一本。彼女はここを起点にバイトで資金を貯めながら、仲間探しを始める。
優しくフレンドリーな性格で仕事ぶりも悪くなかったが、世間のサメに対する目が厳しく、なんとか見つけたバイト先でも一部の客からのいわれなきクレームにより、サメというだけで仕事を辞めざるを得ない状況が続き、職を転々としていた。
前職もとある理由で辞めてしまうが、隣町の綿津見町情報誌『わくわく綿津見フォーラム』で”サメが寿司屋でバイトしている”という情報を手に入れ、仲間を求めて綿津見町へ移り棲んだ。

だが仕事探しは困難を極め、面接すらさせてもらえない日が続く。
そんな中、元々”募集要項：サメはNG”だったMiagolare のオーナーの粋（？）な計らいで面接試験を受けられることになり、無事合格。
シャークメイドとして働くことになる。
ただオーナーからMiagolare で働くうえで条件が出された。

”猫耳メイドカフェなんだから語尾に「ニャン」をつけること”。

そして――

――”絶対にサメばれしないこと”……。